ゴルフクラブ業界の話題「SLEルール」
SLEルールってご存知ですか?
ゴルフクラブ(ギア)業界では、2008年1月1日から施行が迫った「SLEルール」問題への動きが加速しています。
高反発ドライバー使用不可のカウントダウンがもう目前です。
ゴルフ上達の道←ご参照下さい。
SLEとは SPRING LIKE EFFECT の頭文字で 「スプリングのような効果を持った」という意味です。
ゴルフ規則にもともと、フェースがスプリングのように弾んでボールの飛びに影響を与えるような機能を持たせることはルール違反とありました。
「インパクト時点でスプリング効果をもつものは、ゴルフクラブとして認めない」と規定。
ところが、スプリング効果についての具体的な数値表記がルール上なにもありませんでした。
激烈なクラブの開発競争で、ゴルフギア特に、ドライバーが飛ぶようになるとコース設計の意図する池やバンカーなどのハザードが意味がなくなります。
プロの試合において、コースの延長が余儀なくされ、莫大な時間と費用がかかるようになりました。
USGA(米国ゴルフ協会)が各ゴルフギアメーカーの開発の方向性に、高反発化の流れがあることに警鐘を鳴らしました。
ゴルフルールを司る総本山R&A(Royal and Ancient Golf Club of St.Andrews)も高反発の規制が必要とじょじょに考えを改めていきました。
2004年1月R&Aの動きに準じていたJGA(日本ゴルフ協会)もルールを一部改正しました。
「最大の反発係数を0.83未満にしなければならない」と規定。
これにともないプロトーナメントでは高反発ドライバーの使用が禁止されました。
ゴルフクラブメーカーとアマチュアゴルファーに対しても、適合モデルの開発と使用を促がすため、2004〜2007年(4年間)の猶予期間を与えられました。
高反発ドライバー使用不可のカウントダウンがもう目前です。
ゴルフ上達の道←ご参照下さい。
新ルール時代に飛ばすには?←ご覧下さい。